株式会社えがおで実施している工法の一例です。
地盤改良工事とは、トンネル周りの軟弱な地盤を強化する方法です。地盤に薬液を混合・撹拌することで短時間で地盤を強化することができます。

トンネル

薬液注入

掘削が必要とされる工事において、地下水の流出・地盤沈下や崩壊を未然に防ぐのが地盤改良工事です。その中でも薬液注入は、地盤組織を破壊せずに間隙に硬化時間を調節できる固化剤を注入し安定した地盤に改良する工事でコンパクトな設備で済み、環境にも優しい工事です。
主に二重管ストレーナ工法、二重管ダブルバッカー工法とがあります。

ボーリング

ボーリングは地質調査、井戸や天然ガスの採掘も含めて様々な用途で行われる工事です。
ボーリング工事とは大地に円筒状の穴を開ける工事で、地滑りの原因を取り除くもの(抑制工)と、地滑りの応力そのものを抑えるもの(抑止工)とがあります。

裏込め注入

現在主流のNATM工法以前の矢板工法を用いたトンネルは覆工背面の地山と矢板の間に空洞が生じやすく、背面の空洞を放置すると覆工自体に変状を発生させトンネル崩壊に繋がる可能性があります。その空洞を充填することによって、地山の土圧を覆工に均一に作用させる工法です。

非エアー系可塑性グラウト(SR-LG工法)

非エアー系のグラウト材の為、長距離圧送(カタログ実績4000m)が可能。※当社実績5150m(H27年度日本最長)
長距離圧送の為の流動性、流水中での施工も可能な水中不分離性、フライアッシュを使用することによる環境への考慮等を有しています。

可塑性エアモルタル(SR-2工法)

材料分離が少なく、長距離の圧送が可能です。
限定注入に適した可塑性、水に対する材料分離抵抗性、無機系の材料の為無公害、エアモルタルの為軽量。

ウレタン注入

ウレタン樹脂の発泡によりトンネル空洞部の充填を行ういます。
ウレタン注入はセメント系の裏込め注入材料と比べると施工性が高く、比重が軽い為、覆工コンクリートへの過重負担が小さい。
注入材の逸走が少なく強度発現が速いので施工期間の短縮が可能。

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